後発医薬品(ジェネリック医薬品)の活用に関する調査

今回のアンケートは後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用割合向上を目的として実施いたしました。

御協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

<調査の概要>

1 調査期間 令和2年9月3日(木)~9月16日(水)

2 調査対象 オープンとくしまe-モニター199名

3 回答状況 回答者数178名 回答率 89.4%

問1
「ジェネリック医薬品」を知っていますか。次から選択してください。 
 (参考)ジェネリック医薬品について
     新薬(先発医薬品)には,作るために多くの費用と時間がかかるので,ほかの会社がまねできないよう
    「特許」により,守られています。その「特許」は20~25年で切れるので,その後,ほかの会社が同じ有効成分
    を使って薬を製造できるようになります。
     ジェネリック医薬品は,新薬と同じ有効成分を使って製造することで,同等の効果を持ち,価格を安く抑えている
    医薬品です。
ジェネリック医薬品はほぼすべての人が知っていました。
[1] A 知っている (97.8%) 174
[2] B 言葉を聞いたことがあるが,どういうものか詳しく知らない (2.2%) 4
[3] C 知らない (0.0%) 0
問2
あなたが「ジェネリック医薬品」について,見たことがある情報手段は何ですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品について皆さんがよく目にするのはテレビCMや新聞の記事・広告などでした。
[1] A 県の広報誌 (9.6%) 17
[2] B 県や国のホームページ (11.8%) 21
[3] C 新聞記事・広告 (42.1%) 75
[4] D 雑誌広告 (5.6%) 10
[5] E インターネット広告 (13.5%) 24
[6] F テレビ広告 (51.1%) 91
[7] G 車体広告(ラッピングバス等) (1.1%) 2
[8] H ポスター・ちらし (30.9%) 55
[9] II これまでに見たことがない (2.2%) 4
問3
次の「ジェネリック医薬品」に関することで,あなたが知っている内容はどれですか。
次から選択してください(複数回答可)
ジェネリック医薬品は価格が安いこと、使用することで医療費の削減と医療保険制度の維持に役立つことなどがよく知られていました。
[1] A 徳島県はジェネリック医薬品の使用割合が全国最下位である (36.0%) 64
[2] B ジェネリック医薬品は先発医薬品と比較して価格が安い (94.9%) 169
[3] C ジェネリック医薬品は国の厳しい審査をクリアして製造されている (40.4%) 72
[4] D ジェネリック医薬品の使用は,医療費の削減ができるので医療保険制度を次の世代に引き継ぐことに役立つ (56.7%) 101
[5] E 知っていることはない (1.1%) 2
問4
「ジェネリック医薬品」について,あなたが特に知りたいことは何ですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品の安全性や先発品との違いに高い関心がありました。
[1] A ジェネリック医薬品と先発医薬品との違い (51.7%) 92
[2] B ジェネリック医薬品の安全性 (60.7%) 108
[3] C ジェネリック医薬品を使うメリット (20.8%) 37
[4] D ジェネリック医薬品を使ってみたい時どうすれば良いか (10.7%) 19
[5] E ジェネリック医薬品の適正使用を行政が勧める理由 (9.6%) 17
[6] F 特に知りたいことはない (11.8%) 21
問5
「ジェネリック医薬品」を使っていますか。
次から選択してください。
[1] A 使っている(問6へ) (68.0%) 121
[2] B 使っていない(問7へ) (23.6%) 42
[3] C わからない(問8へ) (8.4%) 15
問6
問5でA(使っている)と答えた方にお聞きします。あなたが「ジェネリック医薬品」を使っている理由は何ですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品を使っている主な理由は価格が安いこと、受診している医療機関が使用していること及び薬剤師に勧められたことなどでした。
[1] A 受診している医療機関が使用しているから (44.6%) 54
[2] B 医者から勧められたから (23.1%) 28
[3] C 薬剤師から勧められたから (35.5%) 43
[4] D 家族や知り合いから勧められたから (1.7%) 2
[5] E 薬の価格が安いから (38.8%) 47
[6] F 薬の品質や効果に問題が無いから (14.9%) 18
[7] G 国の医療費を減らしたいから (8.3%) 10
[8] H 市役所や役場から医療費の差額通知が届いたから (4.1%) 5
[9] I その他 (1.7%) 2
問7
問5でB(使っていない)と答えた方にお聞きします。あなたが「ジェネリック医薬品」を使っていない理由は何ですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品を使っていない理由は受診している医療機関が未使用であること、医師から説明がないこと、効き目が悪いことが主なものでした。
[1] A 受診している医療機関が使っていないから (14.3%) 6
[2] B 利用法がわからないから (7.1%) 3
[3] C 医師から説明がないから (19.0%) 8
[4] D 薬剤師から説明がないから (11.9%) 5
[5] E 服用している医薬品には、ジェネリック医薬品が発売されていないから (21.4%) 9
[6] F 薬の効き目が悪いと感じるから (19.0%) 8
[7] G 副作用が出たから (7.1%) 3
[8] H 薬を飲んだことがないから (11.9%) 5
[9] I その他 (19.0%) 8
問8
あなたが「ジェネリック医薬品」を使用しても良い(引き続き利用したい)と思えるのはどのような場合ですか。
次から選択してください。(複数回答可)
ジェネリック医薬品を継続して使用するには、効き目や安全性の確保、医師・薬剤師からの十分な説明、経済的なメリットがあることなどが必要だと多数の人が感じていました。
[1] A 医師から勧められた場合 (57.9%) 103
[2] B 薬剤師から十分な説明を受け,納得した場合 (51.1%) 91
[3] C ジェネリック医薬品の効き目や安全性が保障されている場合 (62.9%) 112
[4] D 経済的なメリット(負担額の減少)がある場合 (46.1%) 82
[5] E ジェネリック医薬品は使用したいと思わない (2.8%) 5
[6] F その他 (1.7%) 3
問9
「ジェネリック医薬品」等の薬について,薬局や病院の薬剤師に相談しにくいと感じることはありますか。
次から選択してください。
[1] A ある (問10へ) (26.4%) 47
[2] B ない (問11へ) (73.6%) 131
問10
問9でA(ある)と答えた方にお聞きします。相談しにくいと感じた理由は何ですか。次から選択してください。(複数回答可)
薬剤師への薬の相談について、多くの場合、相談するタイミングが分からないと感じていました。
[1] A 相談するタイミングが分からないから (85.1%) 40
[2] B 以前に相談したが対応が良くなかったから (14.9%) 7
[3] C 相談できる場所(プライバシーに配慮した相談室等)がないから (21.3%) 10
[4] D その他 (4.3%) 2
問11
問9でB(ない)と答えた方にお聞きします。あなたが医療機関や薬局でお薬について相談する場合、どうすれば相談しやすいですか。次から選択してください。(主なものを2つまで)
多数の人が薬について医師や薬剤師から話しかけてくれたら相談しやすいと感じていました。
[1] A 医師から提案してくれる (67.9%) 89
[2] B 薬剤師から提案してくれる (70.2%) 92
[3] C ポスターの掲示やチラシの配布 (8.4%) 11
[4] D 問診票等での聞き取り (19.1%) 25
[5] E その他 (2.3%) 3
問12
あなたが薬局の薬剤師に相談したいことはどんなことですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
6割以上の人が薬の飲み合わせや薬の重複について、薬剤師に相談したいと感じていました。
5割以上の人が薬の副作用について薬剤師に相談したいと感じていました。
[1] A 薬の飲み合わせや薬の重複などのチェック (66.3%) 118
[2] B ジェネリック医薬品への切替え (14.0%) 25
[3] C 余った薬の整理や日数調整 (11.8%) 21
[4] D 薬の副作用 (55.1%) 98
[5] E 剤形の変更 (1.7%) 3
[6] F 薬が飲めない場合や飲み忘れた場合の対応 (11.2%) 20
[7] G 健康食品など食べ物との飲み合わせ (11.8%) 21
[8] H その他 (0.0%) 0
[9] I 特に聞きたいことはない (6.2%) 11
性別
[1] 男性 (45.5%) 81
[2] 女性 (54.5%) 97
年齢別
[1] 20歳未満 (1.1%) 2
[2] 20~29歳 (7.9%) 14
[3] 30~39歳 (9.0%) 16
[4] 40~49歳 (25.3%) 45
[5] 50~59歳 (21.9%) 39
[6] 60~69歳 (19.1%) 34
[7] 70歳以上 (15.7%) 28
職業別
[1] 農林漁業 (3.4%) 6
[2] 農林漁業以外の自営業 (6.2%) 11
[3] 会社員 (25.8%) 46
[4] 団体職員 (10.1%) 18
[5] 主婦 (22.5%) 40
[6] 学生 (6.7%) 12
[7] 公務員 (0.0%) 0
[8] その他 (25.3%) 45
住所別
[1] 徳島市 (37.1%) 66
[2] 鳴門市 (7.3%) 13
[3] 小松島市 (6.7%) 12
[4] 阿南市 (4.5%) 8
[5] 吉野川市 (6.2%) 11
[6] 阿波市 (2.2%) 4
[7] 美馬市 (1.7%) 3
[8] 三好市 (2.2%) 4
[9] 勝浦町 (1.1%) 2
[10] 上勝町 (0.6%) 1
[11] 佐那河内村 (0.6%) 1
[12] 石井町 (3.4%) 6
[13] 神山町 (0.6%) 1
[14] 那賀町 (1.1%) 2
[15] 美波町 (1.1%) 2
[16] 牟岐町 (1.1%) 2
[17] 海陽町 (1.1%) 2
[18] 松茂町 (4.5%) 8
[19] 北島町 (6.2%) 11
[20] 藍住町 (3.9%) 7
[21] 板野町 (1.7%) 3
[22] 上板町 (2.8%) 5
[23] つるぎ町 (0.6%) 1
[24] 東みよし町 (1.7%) 3