後発医薬品(ジェネリック)に関する意識調査

今回のアンケートは後発医薬品(ジェネリック)の使用割合の向上を目的として実施いたしました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

<調査の概要>
1 調査期間 令和5年11月2日~11月15日
2 調査対象 オープンとくしまe-モニター 199名
3 回答状況 回答者数 161名
         回答率  80.9%

問1
あなたは「ジェネリック医薬品」を使っていますか。次から選択してください。 
(参考)ジェネリック医薬品について
 新薬(先発医薬品)には、作るために多くの費用と時間がかかるので、ほかの会社がまねできないよう「特許」により、守られています。その「特許」は20~25年で切れるので、その後、ほかの会社が同じ有効成分を使って薬を製造できるようになります。
 ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を使って製造することで、同等の効果を持ち、価格を安く抑えている医薬品です。
前年度よりジェネリック医薬品を使っている方の割合が増え、使ったことがない方の割合が減りました。
[1] A 使っている (75.2%) 121
[2] B 使っていたがやめた (6.8%) 11
[3] C 使ったことはない (9.9%) 16
[4] D わからない (8.1%) 13
問2
問1でA(使っている)又はB(使っていたがやめた)と答えた方にお聞きします。あなたが「ジェネリック医薬品」を使おうと考えた理由は何ですか。
次から選択してください。 (主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品を使おうと考えた理由として、薬剤費の負担を減らせることが最も多く、次に薬剤師の勧められたからがあげられました。
[1] A 今使っている薬よりよく効きそうだったから (0.0%) 0
[2] B 今使っている薬より飲み(使い)やすそうだったから (1.6%) 2
[3] C 薬剤費が安くなるから (78.7%) 96
[4] D 保険料があがるのを防ぐのにつながるから (19.7%) 24
[5] E 保険制度の維持につながるから (7.4%) 9
[6] F 医師に勧められたから (19.7%) 24
[7] G 薬剤師に勧められたから (27.0%) 33
[8] H 広告をみて (0.8%) 1
[9] I 特に理由はない (3.3%) 4
[10] J その他 (0.8%) 1
問3
問1でA(使っている)又はB(使っていたがやめた)と答えた方にお聞きします。あなたが「ジェネリック医薬品」を使用して良かったと思えるのはどのような場合ですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品を使用してよかったこととして、経済的メリット(自己負担額の減少)が最も多く、使用している方の多くが薬剤費が安くなるメリットを実感されていると考えられます。
[1] A それまで使っていた薬より効き目が良いと感じた場合 (3.3%) 4
[2] B 味や大きさ、使用感がそれまで使っていた薬より良くなっていると感じた場合 (7.4%) 9
[3] C 経済的なメリット(自己負担額の減少)があった場合 (91.8%) 112
[4] D 保険制度の維持に貢献していると感じた場合 (33.6%) 41
[5] E その他 (0.8%) 1
問4
問1でC(使ったことがない)と答えた方にお聞きします。あなたが「ジェネリック医薬品」を使っていない理由は何ですか。もっともあてはまるものを次からひとつ選択してください。
ジェネリック医薬品を使ったことがない理由として、品質に不安があることが最も多く、これは、前年度も同じ傾向でした。
[1] A 受診している医療機関が使っていないから (12.5%) 2
[2] B ジェネリック医薬品への変更方法がわからないから (12.5%) 2
[3] C 医師から説明がないから (12.5%) 2
[4] D 薬剤師から説明がないから (0.0%) 0
[5] E 服用している医薬品には、ジェネリック医薬品が発売されていないから (6.2%) 1
[6] F 薬の効き目が悪いと感じるから (0.0%) 0
[7] G 副作用が出そうだから (6.2%) 1
[8] H 薬の品質に不安を感じるから (25.0%) 4
[9] I 薬を飲んだことがないから (25.0%) 4
問5
問1でC(使ったことがない)と答えた方にお聞きします。あなたが「ジェネリック医薬品」を使用しても良いと思えるのはどのような場合ですか。次から選択してください。(複数回答可)
ジェネリック医薬品を使ったことがない方が使用しても良いと思える場合として、医師の勧めの他、薬剤師の十分な説明やジェネリック医薬品の効き目や安全性が保証されていることに納得できることが多くあげられました。
[1] A 医師から勧められた場合 (62.5%) 10
[2] B 薬剤師から十分な説明を受け、納得した場合 (56.2%) 9
[3] C ジェネリック医薬品の効き目や安全性が保証されている場合 (50.0%) 8
[4] D 経済的なメリット(負担額の減少)がある場合 (25.0%) 4
[5] E ジェネリック医薬品は使用したいと思わない (6.2%) 1
[6] F その他 (0.0%) 0
問6
問1でB(使っていたがやめた)と答えた方にお聞きします。あなたが「ジェネリック医薬品」を使うのをやめた理由は何ですか。あてはまるものを次から選択してください。(複数回答可)
ジェネリック医薬品の使用をやめた理由として、品質に不安を感じたことがあげられました。
[1] A 受診している医療機関が使わなくなったから (0.0%) 0
[2] B 使っていたジェネリック医薬品が入荷しなくなったから (0.0%) 0
[3] C 薬の効き目が悪いと感じたから (0.0%) 0
[4] D 副作用が出たから (0.0%) 0
[5] E 薬の品質に不安を感じたから (100.0%) 1
[6] F 思ったほど薬剤費が安くならなかったから (0.0%) 0
[7] G その他 (0.0%) 0
問7
あなたは「ジェネリック医薬品」についての情報を、何(誰)から得ていますか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品についての情報を得るのは、薬剤師と医師からが最も多く、メディアから情報を得られた方はテレビ/ラジオからが多いことがわかりました。
[1] A 医師 (31.7%) 51
[2] B 薬剤師 (60.9%) 98
[3] C 自治体の広報誌 (7.5%) 12
[4] D 自治体のホームページ (1.9%) 3
[5] E 製薬会社のホームページ (8.1%) 13
[6] F 新聞記事・広告 (9.9%) 16
[7] G 保険者からの案内 (7.5%) 12
[8] H インターネット広告 (8.1%) 13
[9] I テレビ/ラジオ広告 (21.1%) 34
[10] J ポスター・ちらし (6.8%) 11
[11] K これまでに見たことがない (2.5%) 4
問8
あなたは「ジェネリック医薬品」についての情報を、何(誰)から得たいですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品の情報については、多くの方が医師と薬剤師から情報を得たいと考えていることがわかりました。
[1] A 医師 (68.9%) 111
[2] B 薬剤師 (77.0%) 124
[3] C 自治体の広報誌 (1.9%) 3
[4] D 自治体のホームページ (1.9%) 3
[5] E 製薬会社のホームページ (6.8%) 11
[6] F 新聞記事・広告 (5.0%) 8
[7] G 保険者からの案内 (3.1%) 5
[8] H インターネット広告 (5.0%) 8
[9] I テレビ/ラジオ広告 (5.6%) 9
[10] J ポスター・ちらし (2.5%) 4
[11] K その他 (0.0%) 0
問9
「ジェネリック医薬品」に関することで、あなたが知っている内容はどれですか。
次から選択してください(複数回答可)
ジェネリック医薬品に対する認識として、先発医薬品と同じ有効成分で価格が安いことや効果が同等であること、保険への負担を軽減できることは多くの方に知られている一方、国の目標があることはあまり知られていないことがわかりました。
[1] A 国は2024年3月末に全都道府県のジェネリック医薬品の使用割合を80%以上とすることを目標としている。 (11.8%) 19
[2] B 徳島県のジェネリック医薬品使用割合は国が目標とする80%に到達していない (17.4%) 28
[3] C ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ有効成分だが価格が安い (73.3%) 118
[4] D ジェネリック医薬品は先発医薬品と同等の効果がある (62.1%) 100
[5] E ジェネリック医薬品の使用は、安価なので保険の負担も少なくなる (69.6%) 112
[6] F ジェネリック医薬品の中には先発医薬品メーカーの許諾を受けたもの(オーソライズドジェネリック、AG)がある。 (11.8%) 19
[7] G 知っていることはない (4.3%) 7
問10
「ジェネリック医薬品」について、あなたが特に知りたいことは何ですか。
次から選択してください。(主なものを2つまで)
ジェネリック医薬品について知りたいこととしては、安全性についてが最も多く、次に先発医薬品との違いがあげられました。
[1] A ジェネリック医薬品と先発医薬品との違い (44.7%) 72
[2] B ジェネリック医薬品の安全性 (63.4%) 102
[3] C ジェネリック医薬品の品質確保の取組 (19.9%) 32
[4] D ジェネリック医薬品を使うメリット (18.6%) 30
[5] E ジェネリック医薬品を使ってみたい時どうすれば良いか (5.0%) 8
[6] F ジェネリック医薬品の適正使用を行政が勧める理由 (5.0%) 8
[7] G 特に知りたいことはない (7.5%) 12
問11
あなたはお薬手帳を利用していますか。
約82%の方がお薬手帳を利用されています。
[1] A お薬手帳(紙)を利用している (77.6%) 125
[2] B お薬手帳(電子)を利用している (3.7%) 6
[3] C 紙と電子両方のお薬手帳を利用している (1.2%) 2
[4] D 利用していない (17.4%) 28
問12
あなたが薬局の薬剤師に相談したいことはどんなことですか。次から選択してください。(主なものを2つまで)
薬剤師に相談したいこととして、薬の飲み合わせや重複のチェックや薬の副作用に関するものが多いことがわかりました。
[1] A 薬の飲み合わせや薬の重複などのチェック (62.7%) 101
[2] B ジェネリック医薬品への切替え (13.7%) 22
[3] C 余った薬の整理や日数調整 (11.2%) 18
[4] D 薬の副作用 (48.4%) 78
[5] E 剤形の変更 (0.6%) 1
[6] F 薬を飲めない場合や飲み忘れた場合の対応 (9.3%) 15
[7] G 健康食品など食べ物との飲み合わせ (6.8%) 11
[8] H その他 (1.2%) 2
[9] I 特に聞きたいことはない (13.7%) 22
年齢別
[1] 20歳未満 (4.3%) 7
[2] 20~29歳 (8.7%) 14
[3] 30~39歳 (6.8%) 11
[4] 40~49歳 (18.6%) 30
[5] 50~59歳 (24.8%) 40
[6] 60~69歳 (18.0%) 29
[7] 70歳以上 (18.6%) 30
職業別
[1] 農林漁業 (0.6%) 1
[2] 農林漁業以外の自営業 (4.3%) 7
[3] 会社員 (32.3%) 52
[4] 団体職員 (4.3%) 7
[5] 主婦 (24.2%) 39
[6] 学生 (6.2%) 10
[7] その他 (28.0%) 45
住所別
[1] 徳島市 (44.1%) 71
[2] 鳴門市 (6.8%) 11
[3] 小松島市 (5.0%) 8
[4] 阿南市 (6.8%) 11
[5] 吉野川市 (4.3%) 7
[6] 阿波市 (4.3%) 7
[7] 美馬市 (3.1%) 5
[8] 三好市 (3.7%) 6
[9] 勝浦町 (0.0%) 0
[10] 上勝町 (0.0%) 0
[11] 佐那河内村 (0.6%) 1
[12] 石井町 (1.9%) 3
[13] 神山町 (0.0%) 0
[14] 那賀町 (0.0%) 0
[15] 美波町 (0.6%) 1
[16] 牟岐町 (0.6%) 1
[17] 海陽町 (0.6%) 1
[18] 松茂町 (3.1%) 5
[19] 北島町 (3.7%) 6
[20] 藍住町 (3.7%) 6
[21] 板野町 (1.9%) 3
[22] 上板町 (2.5%) 4
[23] つるぎ町 (1.2%) 2
[24] 東みよし町 (1.2%) 2