第16回 医療に関する県民意識調査(集計結果)

今回のアンケートは、第8次徳島県保健医療計画の中間見直しに併せ、県民の皆様の医療に関する意識を把握することにより、県民ニーズに即した計画とすることを目的として実施いたしました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

【調査の概要】
 1 調査期間 令和9年9月17日~9月30日
 2 調査対象 オープンとくしまe-モニター200名
 3 回答状況 回答者数:173名 回答率:86.5%

問1
現在又は過去に自宅や患者宅において、家族や身近な方の介護を行った経験がありますか。
家族や身近な方の介護の経験がある方は41.0%だった。
[1] 1ある (41.0%) 71
[2] 2ない (59.0%) 102
問2
次の在宅医療・介護サービスのうち、知っているサービスをすべて選んでください。
(複数回答可)
訪問診療、デイサービス、デイケア、訪問介護については、85%以上の方が知っていた。
一方で、薬剤師の訪問指導及び管理栄養士の訪問指導の認知度は、20%台と低くなっている。
[1] 1 訪問診療(医師が計画的に患者宅等に訪問して診療を行う) (85.5%) 148
[2] 2 訪問看護(看護師の訪問) (82.1%) 142
[3] 3 訪問歯科診療(歯科医師の訪問診療)、歯科衛生士の訪問指導 (46.2%) 80
[4] 4 薬剤師の訪問指導 (24.3%) 42
[5] 5 管理栄養士の訪問指導 (21.4%) 37
[6] 6 訪問リハビリテーション (56.6%) 98
[7] 7 訪問介護(ヘルパーの訪問) (85.0%) 147
[8] 8 デイサービス、デイケア(昼間に日帰りで利用できる通所介護、通所リハビリテーションのサービス) (92.5%) 160
[9] 9 ショートステイ(短期間介護施設等に入所して介護等を受けることができるサービス) (78.0%) 135
[10] 10 福祉用具の貸与や購入、住宅改修 (71.1%) 123
[11] 11 知っているサービスはない (1.2%) 2
問3
あなたが、病気や怪我などで通院が困難となった場合に自宅で療養したいと思いますか。
(入院治療の必要は無いが、継続して医療・介護が必要な状況とします)
病気や怪我などで通院が困難となった場合は、自宅で療養したいと考えている方は83.9%いた。
[1] 1 したいと思う (40.5%) 70
[2] 2 したいと思うが困難 (43.4%) 75
[3] 3 したくない (16.2%) 28
問4
問3で、「2 したいと思うが困難」、「3 したくない」を選択された方は、困難な理由又はしたくない理由は何ですか。
(複数回答可、3つまで)
「自宅で療養は困難」又は「したくない」と考えている理由を、79.6%の方が「家族に負担がかかるから」と回答している。
また、「急に病状が悪化したときの対応が不安である」と回答した方は36.9%、「部屋やトイレなどの療養環境が整っていない」と回答した方は30.1%、「介護してくれる家族がいない」と回答した方は26.2%となっている。
[1] 1 急に病状が悪化したときの対応が不安だから (36.9%) 38
[2] 2 家族に負担がかかるから (79.6%) 82
[3] 3 介護してくれる家族がいないから (26.2%) 27
[4] 4 療養できる部屋やトイレなどの環境が整っていないから (30.1%) 31
[5] 5 訪問診療をしてくれる医療機関が見つからないから (1.9%) 2
[6] 6 医師や看護師等に家の中を見られたくないから (11.7%) 12
[7] 7 その他 (3.9%) 4
問5
あなたの家族が、病気や怪我などで通院が困難となった場合に自宅で療養してほしいと思いますか。
(入院治療の必要は無いが、継続して医療・介護が必要な状況で、本人は在宅での療養を希望しているとします)
家族に対して、病気や怪我などで通院困難となった場合に自宅で療養をしてほしいと考えている方は、82.0%となっている。
[1] 1 してほしいと思う (30.6%) 53
[2] 2 してほしいと思うが困難 (51.4%) 89
[3] 3 してほしくない (17.9%) 31
問6
問5で「2 してほしいと思うが困難」、「3 してほしくない」を選択された方は、困難又はしてほしくない理由は何ですか。
(複数回答可、3つまで)
家族が自宅で療養を「してほしいと思うが困難」「してほしくない」理由として、72.5%の方が「介護の負担が大きいから」と回答しています。また、問4での回答と比較して、「急に病状が悪化したときの対応が不安」と答えた方が多くなっている(問5:36.9%)。加えて、別居や仕事の都合等で十分な介護ができないことを理由に挙げられた方が46.7%と比較的高い割合となっている
[1] 1 急に病状が悪化したときの対応が不安だから (60.0%) 72
[2] 2 介護の負担が大きいから (72.5%) 87
[3] 3 別居している又は同居していても仕事等で十分な介護を行うことができないから (46.7%) 56
[4] 4 療養できる部屋やトイレなどの環境が整っていないから (30.8%) 37
[5] 5 訪問診療をしてくれる医療機関が見つからないから (2.5%) 3
[6] 6 医師や看護師に家の中を見られたくないから (6.7%) 8
[7] 7 その他 (2.5%) 3
問7
次の選択肢のうち、自身や家族が在宅医療を受ける際の安心感を高めると思うものを選んでください。
(複数回答可、3つまで)
在宅医療・介護の安心感を高めるものとして、在宅医療・介護について気軽に相談できる窓口を考えられている方は59.0%であり、最も高い割合となっている。
また、入院から在宅へ移行する際の支援体制を整えることで在宅医療・介護の安心感を高めると答えた方も多くいた。
[1] 1 在宅医療・介護について、心配事があったときなどに気軽に相談できる窓口があること (59.0%) 102
[2] 2 入院から在宅への移行時の支援体制(在宅医療・介護を提供する事業所との調整、自宅の改修や福祉用具の準備などの受入環境整備、介護保険の手続き等、在宅療養への移行時の患者・家族の支援体制) (52.6%) 91
[3] 3 訪問診療を行う医師が他の医療機関と連携して(複数の医師で)、夜間や緊急時の対応体制を整えること (28.9%) 50
[4] 4 24時間訪問看護事業所と連絡を取ることができ、夜間や早朝であっても必要に応じて、訪問看護を受けることができる体制を整えること (33.5%) 58
[5] 5 24時間介護事業所と連絡を取ることができ、夜間や早朝であっても必要に応じて、訪問介護を受けることができる体制を整えること (19.7%) 34
[6] 6 在宅医療に関わる専門職(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、リハビリ専門職、介護師等)がチームとなり、患者の状況に応じた医療・介護サービスが提供される体制を整えること (20.8%) 36
[7] 7 在宅医療機関と入院医療機関が連携し、入院治療が必要になったときにすぐに入院できる体制を整えること (27.2%) 47
[8] 8 終末期に出現する症状等に関する適切な情報提供や在宅緩和ケアを行い、在宅での看取りを支援する体制を整えること (12.7%) 22
[9] 9 介護者の心身の休養等のための体制を整えること(短期間の施設入所(ショートステイ)や昼間に介護施設において介護サービスや、リハビリを受けるデイサービスやデイケアの体制の整備等) (22.0%) 38
[10] 10 その他 (0.0%) 0
問8
あなたは、「かかりつけ医」を持っていますか。
58.4%の方がかかりつけ医を「持っている」との回答であった。
[1] 1 持っている (58.4%) 101
[2] 2 持っていない (28.9%) 50
[3] 3 どちらとも言えない (12.7%) 22
問9
問8で「2 持っていない」を選択された方は、あなたが「かかりつけ医」を持っていない理由は何ですか。
「あまり病気をしないから」が最も多く(72.0%)、次いで「適当な医療機関をどう探してよいかわからない」(12.0%)となっている。
[1] 1 あまり病気をしないから (72.0%) 36
[2] 2 特に必要がないから (8.0%) 4
[3] 3 適当な医療機関をどう探してよいか分からないから (12.0%) 6
[4] 4 いつも高度な医療機能を持つ大病院を受診したいから (2.0%) 1
[5] 5 いつも同じ医師の診断ばかり受けていては不安だから (0.0%) 0
[6] 6 特に理由はない (6.0%) 3
問10
あなたは、「人生会議」について知っていますか。また、取り組んだことがありますか。
(「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。)
人生会議については、30.0%を知っていると答えた。
[1] 1 取り組んだことがある (4.6%) 8
[2] 2 知っているが、取り組んだことはない (25.4%) 44
[3] 3 知らない (69.9%) 121
問11
人生の最終段階において、どのような場所での療養(終末期の医療等)を希望しますか。(どの場所で療養したとしても、治療可能な場合の一時的な入院医療等、必要な医療は提供されると考えて回答してください)
終末期において希望する療養場所については、医療機関(1~3)を希望する方が57.2%、自宅等(4~6)を希望する方が34.7%となった。
[1] 1 専門医療機関(がん専門医療機関等)等に入院し、積極的に治療を受けたい (13.9%) 24
[2] 2 一般医療機関に入院し、積極的な治療は行わないが、緩和ケア等の医療を受けながら生活したい (12.1%) 21
[3] 3 痛みや苦痛のケアを行う専門の医療機関(緩和ケア病棟等)に入院し、緩和ケア等の医療を受けながら生活したい (31.2%) 54
[4] 4 介護施設等に入所し、緩和ケア等の医療を受けながら生活したい (8.1%) 14
[5] 5 自宅で必要な医療(在宅緩和ケア等)を受けながら生活したい (20.8%) 36
[6] 6 自宅で医療を受けずに生活したい (5.8%) 10
[7] 7 分からない (8.1%) 14
問12
問11で「1~3」を選択された方は、なぜ医療機関での療養を選択したのか、お考えに近いものはどれですか。(複数回答可、3つまで)
「介護してくれる家族等に負担がかかる」、「症状が急に悪くなったときの対応に自分も家族等も不安」という回答が多く、次いで、「症状が急に悪くなったときにすぐに医師や看護師の訪問が受けられるか不安」、「症状が急に悪くなったときにすぐ病院に入院できるか不安」、「訪問してくれるかかりつけの医師がいない」、が多くなっている。
[1] 1 訪問してくれるかかりつけの医師がいないから (13.1%) 13
[2] 2 訪問看護(看護師の訪問)体制が整っていないから (5.1%) 5
[3] 3 訪問介護(ホームヘルパーの訪問)体制が整っていないから (3.0%) 3
[4] 4 24時間相談に乗ってくれるところがないから (6.1%) 6
[5] 5 介護してくれる家族等がいないから (10.1%) 10
[6] 6 介護してくれる家族等に負担がかかるから (62.6%) 62
[7] 7 症状が急に悪くなったときの対応に自分も家族等も不安だから (45.5%) 45
[8] 8 症状が急に悪くなったときにすぐに医師や看護師の訪問が受けられるか不安だから (20.2%) 20
[9] 9 症状が急に悪くなったときにすぐ病院に入院できるか不安だから (14.1%) 14
[10] 10 居住環境が整っていないから (9.1%) 9
[11] 11 その他 (1.0%) 1
問13
問11で「4~6」を選択された方は、なぜ自宅等(医療機関以外)での療養を選択したのか、お考えに近いものはどれですか。(複数回答可、3つまで)
「住み慣れた場所で最期を迎えたい」、「最期まで自分らしく好きなように過ごしたい」という回答が5割を超えていおり、次いで、「 家族等との時間を多くしたい」が多くなっている。
[1] 1 訪問してくれるかかりつけの医師がいるから (5.0%) 3
[2] 2 訪問看護(看護師の訪問)体制が整っているから (1.7%) 1
[3] 3 訪問介護(ホームヘルパーの訪問)体制が整っているから (3.3%) 2
[4] 4 住み慣れた場所で最期を迎えたいから (53.3%) 32
[5] 5 最期まで自分らしく好きなように過ごしたいから (51.7%) 31
[6] 6 家族等との時間を多くしたいから (46.7%) 28
[7] 7 家族等に看取られて最期を迎えたいから (18.3%) 11
[8] 8 家族等が自宅で最期を迎えていたから (3.3%) 2
[9] 9 症状が急に悪くなったときにすぐに医師や看護師が訪問してくれるから (10.0%) 6
[10] 10 症状が急に悪くなったときにすぐに入院できる体制が整っているから (11.7%) 7
[11] 11 その他 (1.7%) 1
問14
もし、ご家族等や医療・介護従事者と「人生会議」や医療・ケアについて話し合うきっかけがあるとすると、どのような出来事だと思いますか。(複数回答可、3つまで)(既に話し合っている方は、何がきっかけでしたか。)
「ご家族等の病気」、「ご家族等の介護」、「自分の病気」という回答が5割を超えている。
[1] 1 結婚 (9.8%) 17
[2] 2 妊娠・出産(配偶者の場合も含む) (4.0%) 7
[3] 3 自分の病気 (53.8%) 93
[4] 4 退職 (5.2%) 9
[5] 5 ご家族等の病気 (69.4%) 120
[6] 6 ご家族等の介護 (60.1%) 104
[7] 7 ご家族等の死 (26.0%) 45
[8] 8 メディア(新聞・テレビ等)から情報を得た時 (4.0%) 7
[9] 9 医療・介護従事者による説明や相談の機会を得た時 (11.0%) 19
[10] 10 その他 (0.6%) 1
年齢別
[1] 20歳未満 (5.2%) 9
[2] 20~29歳 (4.0%) 7
[3] 30~39歳 (8.1%) 14
[4] 40~49歳 (23.1%) 40
[5] 50~59歳 (29.5%) 51
[6] 60~69歳 (22.0%) 38
[7] 70歳以上 (8.1%) 14
職業別
[1] 農林漁業 (2.3%) 4
[2] 農林漁業以外の自営業 (2.9%) 5
[3] 会社員 (37.0%) 64
[4] 団体職員 (5.8%) 10
[5] 学生 (7.5%) 13
[6] その他 (44.5%) 77
住所別
[1] 徳島市 (36.4%) 63
[2] 鳴門市 (9.2%) 16
[3] 小松島市 (9.8%) 17
[4] 阿南市 (6.9%) 12
[5] 吉野川市 (3.5%) 6
[6] 阿波市 (4.0%) 7
[7] 美馬市 (2.9%) 5
[8] 三好市 (3.5%) 6
[9] 勝浦町 (1.2%) 2
[10] 上勝町 (0.6%) 1
[11] 佐那河内村 (1.2%) 2
[12] 石井町 (2.9%) 5
[13] 神山町 (0.6%) 1
[14] 那賀町 (0.6%) 1
[15] 美波町 (0.0%) 0
[16] 牟岐町 (1.2%) 2
[17] 海陽町 (1.2%) 2
[18] 松茂町 (4.6%) 8
[19] 北島町 (1.2%) 2
[20] 藍住町 (2.9%) 5
[21] 板野町 (1.2%) 2
[22] 上板町 (2.9%) 5
[23] つるぎ町 (1.2%) 2
[24] 東みよし町 (0.6%) 1