徳島県の汚水処理についてのアンケート調査
問1
あなたの家のまわりの川や水路の状況について、お聞きします。
(結果)
・約半数の方が、「水が汚い44.9%」「悪臭がする5.6%」という回答でした。
・「水はきれいで臭いも気にならない」と回答された方は40.4%でした。
・約半数の方が、「水が汚い44.9%」「悪臭がする5.6%」という回答でした。
・「水はきれいで臭いも気にならない」と回答された方は40.4%でした。
[1] | 1水はきれいで臭いも気にならない。 (40.4%) | 72 | ||
[2] | 2生活排水が直接流れて水が汚い。 (44.9%) | 80 | ||
[3] | 3悪臭がする。 (5.6%) | 10 | ||
[4] | 4その他 (9.0%) | 16 |
問2
あなたは、使用済み食用油の処理をどのように行っていますか。
(結果)
・7割以上の方が、新聞紙、凝固剤等を使いごみとして捨てており、環境面において配慮していることがわかりますが、
そのまま排水口へ流している方も2.2%ありました。
・7割以上の方が、新聞紙、凝固剤等を使いごみとして捨てており、環境面において配慮していることがわかりますが、
そのまま排水口へ流している方も2.2%ありました。
[1] | 1そのまま排水口へ流す。 (2.2%) | 4 | ||
[2] | 2新聞紙等に吸収させてごみとして捨てる。 (47.8%) | 85 | ||
[3] | 3市販の凝固剤等を使いごみとして捨てる。 (25.3%) | 45 | ||
[4] | 4石けん等にして再利用 (2.2%) | 4 | ||
[5] | 5わからない。 (6.7%) | 12 | ||
[6] | 6その他 (15.7%) | 28 |
問3
あなたのご家庭での生活排水等の汚水は、どのような方法で処理していますか。
(結果)
・回答の中で最も多かったのが「合併処理浄化槽30.9%」で、次いで多かったのが「単独処理浄化槽27.5%」
「公共下水道25.3%」でした。
・回答の中で最も多かったのが「合併処理浄化槽30.9%」で、次いで多かったのが「単独処理浄化槽27.5%」
「公共下水道25.3%」でした。
[1] | 1公共下水道(農業等集落排水施設への接続を含む) (25.3%) | 45 | ||
[2] | 2「合併処理浄化槽」(台所、ふろ、トイレ等の排水をすべて浄化する) (30.9%) | 55 | ||
[3] | 3「単独処理浄化槽」(トイレの排水のみ浄化する) (27.5%) | 49 | ||
[4] | 4くみとり (4.5%) | 8 | ||
[5] | 5わからない。 (11.8%) | 21 |
問4
単独処理浄化槽やくみとりトイレは、トイレ以外の生活排水を未処理のまま放流するため、周辺の水路や河川等の水質悪化の原因のひとつとなっています。このことについて、あなたの考えに近いものはどれですか。
(結果)
・8割以上の方が、「河川の水質悪化を防ぐため、早急に合併浄化槽を整備したり、下水道へ接続するなど改善すべきだ」と
回答しており、環境面においての関心の高さがわかります。
・8割以上の方が、「河川の水質悪化を防ぐため、早急に合併浄化槽を整備したり、下水道へ接続するなど改善すべきだ」と
回答しており、環境面においての関心の高さがわかります。
[1] | 1河川の水質悪化を防ぐため、早急に合併浄化槽を整備したり、下水道へ接続するなど改善すべきだ。 (80.3%) | 143 | ||
[2] | 2周辺の川がきれいなら、現状のままで特に問題はない。 (10.1%) | 18 | ||
[3] | 3わからない。 (9.6%) | 17 |
問5
公共下水道が整備され、汚水処理することができる地域で公共下水道に接続していない方にお聞きします。接続していない理由を教えて下さい。
(結果)
・公共下水道に接続していない理由は、「浄化槽を設置しているため必要性がない24.2%」、「工事費用の負担が大きい18.2%」「使用料負担が大きい16.7%」となっており、その他の理由も4割を占め、今後詳細に分析していく必要があります。
・公共下水道に接続していない理由は、「浄化槽を設置しているため必要性がない24.2%」、「工事費用の負担が大きい18.2%」「使用料負担が大きい16.7%」となっており、その他の理由も4割を占め、今後詳細に分析していく必要があります。
[1] | 1工事費用の負担が大きい。 (18.2%) | 12 | ||
[2] | 2使用料負担が大きい。 (16.7%) | 11 | ||
[3] | 3浄化槽を設置しているため必要性がない。 (24.2%) | 16 | ||
[4] | 4その他 (40.9%) | 27 |
問6
問3で2か3とお答えした方に伺います。浄化槽は適正な機能を維持するために、法令で「保守点検」や「清掃」、「法定検査」が使用者に義務付けられていますが、これらをすべて実施していますか。
(結果)
・8割以上の方が「すべて実施している」と回答しています。
・8割以上の方が「すべて実施している」と回答しています。
[1] | 1実施している。 (83.7%) | 87 | ||
[2] | 2実施していない。 (16.3%) | 17 |
問7
問6で、「実施していない。」とお答えした方に伺います。実施していないものは何ですか。(複数回答可)
*保守点検(浄化槽の機器の調整や消毒剤の補充等を行います。)
*清掃(余分な汚泥の引き抜き、機械の洗浄等を行います。)
*法定検査(保守点検、清掃業務が適正実施されているかどうか外観検査、書類検査、水質検査により検査します。)
*保守点検(浄化槽の機器の調整や消毒剤の補充等を行います。)
*清掃(余分な汚泥の引き抜き、機械の洗浄等を行います。)
*法定検査(保守点検、清掃業務が適正実施されているかどうか外観検査、書類検査、水質検査により検査します。)
(結果)
・「法定検査」を実施していない方の割合が一番高くなっています。
・「法定検査」を実施していない方の割合が一番高くなっています。
[1] | 1保守点検 (17.4%) | 4 | ||
[2] | 2清掃 (13.0%) | 3 | ||
[3] | 3法定検査 (69.6%) | 16 |
問8
問6で、「実施していない。」とお答えした方に伺います。保守点検や清掃、法定検査を実施していない理由を教えて下さい。
(結果)
・回答の中で最も多かったのが「同じような検査が何度もあり必要性がないと考えているため64.7%」
次いで、「費用負担が大きいため23.5%」でした。検査の必要性の認知度が低いことがわかりました。
・回答の中で最も多かったのが「同じような検査が何度もあり必要性がないと考えているため64.7%」
次いで、「費用負担が大きいため23.5%」でした。検査の必要性の認知度が低いことがわかりました。
[1] | 1費用負担が大きいため。 (23.5%) | 4 | ||
[2] | 2同じような検査が何度もあり「必要性がない」と考えているため。 (64.7%) | 11 | ||
[3] | 3面倒であるため。 (0.0%) | 0 | ||
[4] | 4知らなかったため。 (5.9%) | 1 | ||
[5] | 5その他 (5.9%) | 1 |
問9
問3で3か4とお答えした方に伺います。合併処理浄化槽の設置予定はありますか。
(結果)
・回答が最も多かったのが「設置予定がない50.9%」でした。次いで「リフォーム、建て替え時に設置したい17.5%」
という結果でした。
・回答が最も多かったのが「設置予定がない50.9%」でした。次いで「リフォーム、建て替え時に設置したい17.5%」
という結果でした。
[1] | 1浄化槽設置補助金を活用して、設置予定がある。 (0.0%) | 0 | ||
[2] | 2リフォーム、建て替え時に設置したい。 (17.5%) | 10 | ||
[3] | 3設置予定がない。 (50.9%) | 29 | ||
[4] | 4下水道に接続予定である。 (5.3%) | 3 | ||
[5] | 5経済的な理由で設置できない。 (10.5%) | 6 | ||
[6] | 6スペースがないため設置できない。 (1.8%) | 1 | ||
[7] | 7その他 (14.0%) | 8 |
問10
市や町が個人宅の浄化槽を設置し、維持管理を行う「市町村設置型浄化槽」の制度があることをご存じですか。
(結果)
・約8割の方が、制度があることを「知らない」と回答していますので、制度の普及啓発が必要であることがわかります。
・約8割の方が、制度があることを「知らない」と回答していますので、制度の普及啓発が必要であることがわかります。
[1] | 1知っている。 (20.2%) | 36 | ||
[2] | 2知らない。 (79.8%) | 142 |
問11
問3で3か4とお答えした方に伺います。「市町村設置型浄化槽」は、下水道と同じように市町が、個人から負担金を取って浄化槽を整備し、月々、使用料を徴収して浄化槽を管理(法定検査、保守点検、清掃等)する制度です。「市町村設置型」の浄化槽整備の場合、設置時の個人負担金が、工事費の1/10程度であるため、補助金を受けて個人で設置する場合より、少ない負担で設置できるようになっています。徳島県内では、三好市でこの事業を行っています。
あなたのお住まいの自治体が、「市町村設置型」の浄化槽整備事業を実施する場合、「単独浄化槽や、くみとりトイレ」から「市町村設置型の合併浄化槽」への転換を希望しますか。
あなたのお住まいの自治体が、「市町村設置型」の浄化槽整備事業を実施する場合、「単独浄化槽や、くみとりトイレ」から「市町村設置型の合併浄化槽」への転換を希望しますか。
(結果)
・「条件によっては希望する」と「希望する」を合わせると7割以上の方が「市町村設置型の合併浄化槽」への転換を希望する。
という回答でした。今後、制度の認知度も含め、普及啓発が必要であると考えています。
・「条件によっては希望する」と「希望する」を合わせると7割以上の方が「市町村設置型の合併浄化槽」への転換を希望する。
という回答でした。今後、制度の認知度も含め、普及啓発が必要であると考えています。
[1] | 1希望する。 (8.8%) | 5 | ||
[2] | 2条件によっては希望する。 (64.9%) | 37 | ||
[3] | 3希望しない。 (26.3%) | 15 |
問12
徳島県の汚水処理普及率を向上させるためには、どのような方法が最も効果的だと考えますか。
(結果)
・回答の中で最も多かったのが「下水道の整備を進める37.1%」、次いで「個人の負担を減らすよう補助制度を充実させる32.0%」
「合併処理浄化槽の整備を進める16.3%」でした。
・回答の中で最も多かったのが「下水道の整備を進める37.1%」、次いで「個人の負担を減らすよう補助制度を充実させる32.0%」
「合併処理浄化槽の整備を進める16.3%」でした。
[1] | 1環境に関する教育を徹底する。 (8.4%) | 15 | ||
[2] | 2下水道の整備を進める。 (37.1%) | 66 | ||
[3] | 3合併処理浄化槽の整備を進める。 (16.3%) | 29 | ||
[4] | 4個人の負担を減らすよう補助制度を充実させる。 (32.0%) | 57 | ||
[5] | 5普及啓発をもっと充実させる。 (6.2%) | 11 |
性別
[1] | 男性 (48.9%) | 87 | ||
[2] | 女性 (51.1%) | 91 |
年齢別
[1] | 20~29歳 (3.9%) | 7 | ||
[2] | 30~39歳 (28.1%) | 50 | ||
[3] | 40~49歳 (25.3%) | 45 | ||
[4] | 50~59歳 (15.7%) | 28 | ||
[5] | 60~69歳 (19.1%) | 34 | ||
[6] | 70歳以上 (7.9%) | 14 |
職業別
[1] | 農林漁業 (4.5%) | 8 | ||
[2] | 農林漁業以外の自営業 (9.6%) | 17 | ||
[3] | 会社員 (33.7%) | 60 | ||
[4] | 団体職員 (7.9%) | 14 | ||
[5] | 主婦 (21.3%) | 38 | ||
[6] | 学生 (0.6%) | 1 | ||
[7] | その他 (22.5%) | 40 |
住所別
[1] | 徳島市 (37.1%) | 66 | ||
[2] | 鳴門市 (7.3%) | 13 | ||
[3] | 小松島市 (7.9%) | 14 | ||
[4] | 阿南市 (3.9%) | 7 | ||
[5] | 吉野川市 (3.9%) | 7 | ||
[6] | 阿波市 (4.5%) | 8 | ||
[7] | 美馬市 (1.7%) | 3 | ||
[8] | 三好市 (2.8%) | 5 | ||
[9] | 勝浦町 (1.1%) | 2 | ||
[10] | 上勝町 (1.7%) | 3 | ||
[11] | 佐那河内村 (1.1%) | 2 | ||
[12] | 石井町 (2.8%) | 5 | ||
[13] | 神山町 (1.1%) | 2 | ||
[14] | 那賀町 (1.7%) | 3 | ||
[15] | 美波町 (1.7%) | 3 | ||
[16] | 牟岐町 (0.6%) | 1 | ||
[17] | 海陽町 (0.6%) | 1 | ||
[18] | 松茂町 (3.9%) | 7 | ||
[19] | 北島町 (3.9%) | 7 | ||
[20] | 藍住町 (4.5%) | 8 | ||
[21] | 板野町 (1.7%) | 3 | ||
[22] | 上板町 (2.2%) | 4 | ||
[23] | つるぎ町 (1.1%) | 2 | ||
[24] | 東みよし町 (1.1%) | 2 |
この度は、e-モニターの皆様におかれましては、当アンケートに御協力をいただきましてありがとうございました。
今後とも、本県の汚水処理行政の推進に御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
本県は、汚水処理人口普及率(公共下水道や合併処理浄化槽の人口に対する普及割合)が全国最下位です。
このため、汚水処理全般に対する県民の意識を把握し、全国最下位からの脱却に向けての施策を考える基礎資料とするため、
アンケート調査を実施し、次のとおりの結果となりました。
(調査の概要)
1 調査期間:平成25年9月17日~9月30日
2 調査対象:オープンとくしまe-モニター200名
3 回答状況:回答者数 178名 回答率 89.0%